狂犬病の予防接種は全てのワンちゃんの義務です
2023年04月01日
徐々に寒さも和らぎ、春の陽気を感じられるようになりましたね。ワンちゃんたちにとっては、年に一度の狂犬病ワクチン接種の季節でもあります。フィラリアやノミ・マダニ予防と違い、狂犬病ワクチン接種は、「狂犬病予防法」という法律で、すべてのワンちゃんに義務付けられています。「うちの子はもう高齢だし、家からあまり出ることもないので、打たなくてもいいのでは?」と思っていらっしゃる飼い主さんもいるかもしれませんが、高齢のワンちゃんの場合も、獣医師の診断証明がなければワクチン接種の免除になりませんのでご注意ください。
現在日本は世界でも数少ない「狂犬病がまん延してない国」になりましたが、60年程前には日本でも流行していましたし、今でもまん延している国があるので、いつ再度日本に入ってきてもおかしくはない状態です。予防のための狂犬病ワクチン接種はとても大切なことです。
万が一人に感染した場合、恐ろしいことに、亡くなる確率はほぼ100%です。
ドッグランなどでは、狂犬病のワクチンを「打っている」「打っていない」で、飼い主さん同士のトラブルになってしまうこともあります。周りの人のためにも大切なワンちゃんのためにも、必ずワクチン接種をするようにしましょう。
三島市・函南町・伊豆の国市にお住まいで、すでに登録をされている方は、狂犬病ワクチンの会計時に済票を交付致します。また各々の市町村へ当院が報告書を提出しますので、面倒な手続きはありません。
4月から6月までは大変込み合います。事前に予約してからご来院下さい。